書も積もりし

小説、哲学、雑感など。誤字・脱字が多いのが哀しい

2018-10-26から1日間の記事一覧

夢の中で死んだ鳥は現実(1)

夢の中で死んだ鳥は現実 misty バードが死んだ。彼女の夢の中で死んだバードはいかにも薔薇色に染められた概念としての現実だったのだ。彼女はバードを思い浮かべた。そこには宗教の鳥があった。彼女と私は宗教の鳥に魅せられていた。そこがはじまりの地点だ…

外れていくもの

外れていくもの misty 外れていくもの、中心から逸れていくもの。それらは端的に、美しい。はっきりこう言いたい。外れていくものは、確かに私自身であり、かつての私、もちろん現在の私である可能性も否めないが、とかく寒々とした過去の私への憧憬がひきず…

光の夏(詩)

公募締め切りを大幅に過ぎてしまった詩の一つを掲載させて頂きます。本当に送る行先が消えてショックです・・・ 光の夏 mistyせかいがカクサンしてゆく 我らのせかい 否、ワタシのせかい 道、一本の光 お前の影がお前自身をこうも残酷に作り上げた 車道の端…