書も積もりし

小説、哲学、雑感など。誤字・脱字が多いのが哀しい

マジで最近良書が集まりすぎて

本棚にも整理しきらないし、頭の中がパンクしているので、最近買ったりした大事な本(主に哲学書)をここで整理させてください。

ドイツ・イデオロギー 新編輯版 (岩波文庫)

ドイツ・イデオロギー 新編輯版 (岩波文庫)

マルクスエンゲルスドイツ・イデオロギー』。 そもそも、昨年の年末に哲学熱が復活してから、改めて自分には教養がマダマダ足りてないと思い、古今東西の哲学書などを読みつつ、幾つかの自分の問題意識に沿って選んだ一番最初がこれ。ザ・マルクスでっす。

しかし、『ドイツ・イデオロギー』は草稿が煩雑でめっちゃ読みにくい笑 内容もかなり難しいと思います。だけどこれは主要著作だろうな、二人にとっての。

 これは念願かなって値段が安くなったところを無事にポチれたのですが、『方法の問題』読み終わった後にこれ読むとちょっと物足りないところがあって、いまは「すぐに読むリスト」からは遠のけておこうかと思っています。 また『存在と無』に挑戦するときの補助教材みたいなものにもなるかも。でも貴重な著作であることになんら変わりはない。

嘔吐 新訳

嘔吐 新訳

まぁ、この新訳ではなく、サルトル全集の『嘔吐』を読んでいるのですが、新訳を途中で放置したので、今回は読み切りたいです。大好きな『嘔吐』。これもかけがえのない本。

象徴交換と死 (ちくま学芸文庫)

象徴交換と死 (ちくま学芸文庫)

 これが近くの古本屋で安価で手に入りまして、飛び上がりました。しかも内容はかなり重厚。ボードリヤールの著作群の中でも主著っぽいです。しかし、ポストモダン思想だけあって、いちおう「雰囲気で」読める。ボードリヤールの書く文章はそれ自体に浮遊感があって、読み物としても面白いですね。何気に一番これが進んでいます。

 これは前から仕込んでいたものですが、マルクス主義関連の本が増えるにつれ、自然とレーニンも読もうと。『帝国主義 資本主義の最高の段階としての』を読みました。あまり面白いとは言えなかったですが、初・レーニンということで光栄でもあります。今は『国家と革命』を読もうとしています。

共産主義黒書〈アジア篇〉 (ちくま学芸文庫)

共産主義黒書〈アジア篇〉 (ちくま学芸文庫)

 これはねぇ…… 僕の問題意識には、マルクス主義の動向についてはそこまで入ってこないんですが、やはり勉強するからにはこの良書もおっておかないと。
ソ連篇〉から続いている大著なのですね。 アジア篇では、毛沢東をはじめとする中国大革命、カンボジア、そしてポル・ポトなどを扱うみたいです。
助教材かな。

ここまで共産主義色(アカ)一辺倒気味だったけど、廣松渉さんの主著を買ってきました! これは読みごたえがあるぞ…… 通読したときは泣くかもしれません笑
存在論」も僕の関心テーマなので、もちろんこの本は重要です。でも短期間で噛み砕けるとはとても思えない。 デカルトや、ハイデガーを読みながら、斟酌していきたいと思います。

 これ以外にもホント色んな本が新年になってから舞い込んでいる! 僕は自分を自分で忙しくしてしまった! 嬉しい窒息だ!(死ぬ)

今回挙げた本をお読みの方がいらっしゃいましたら、ぜひともご教示くださいませ。